この記事の結論
- 空気清浄機のフィルターは、役割で分けると集じん・脱臭・加湿・プレフィルターなどに分かれます。
- 機種によって付いているものが違います。加湿フィルターは加湿機能のある機種だけです。
- 交換の目安も種類ごとに違います(例: シャープでは使い捨てプレフィルター約1ヶ月、集じんフィルター約10年)。
この記事は誰向けか: 自分の空気清浄機にどんなフィルターが付いているのか、何を替えればよいのか知りたい方
「フィルターを替えたい」と思ったとき、まず知っておきたいのは、空気清浄機のフィルターは1種類ではないということです。役割ごとに分かれていて、交換の対象になるものと、手入れで済むものがあります。
全部をまとめて替える必要はありません。どれが何をしているのかが分かると、必要なものだけ選べます。
役割で4つに分かれる
多くの機種は、空気が通る順に次のように並んでいます。
プレフィルター — 本体の背面にある網目状の部分です。大きなほこりや髪の毛を、奥に入る前に受け止めます。多くの機種で本体側に付いていて、掃除機で吸うなどの手入れで使い続けられます。
集じんフィルター — 空気中の細かいちりを取る部分です。ここが目詰まりしてくると風量が落ちます。水洗いできないものが多く、交換の対象になります。
脱臭フィルター — においの成分を吸着する部分です。水洗いできるタイプと、できないタイプがあります。
加湿フィルター — 加湿機能がある機種にだけあります。水を含ませ、そこに空気を通して水分を移す部品です。水を扱うため、手入れの頻度はほかより高くなります。
このほかに、使い捨てプレフィルター(吸い込み口に貼って使う使い捨てのシート)や、イオン発生ユニット(空気中に働きかけるイオンを出す部品)が別売りで用意されている機種もあります。
型番の数から見た内訳
当サイトに登録しているシャープの消耗品を種別ごとに数えると、次のようになっています(2026年8月時点で当サイトが確認した数)。
- 集じん 66型番
- 脱臭 47型番
- 加湿 15型番
- 使い捨てプレフィルター 13型番
- 集じん脱臭一体型 11型番
- イオン発生ユニット 10型番
同じ役割でも型番がこれだけあるのは、対応する本体のサイズやシリーズごとに別の型番が用意されているからです。「集じんフィルターだから、どれでも合う」ということはありません。
集じんと脱臭が1枚になっている機種もある
上の一覧にある「集じん脱臭一体型」は、2つの役割を1枚にまとめたフィルターです。交換は1枚で済みますが、片方だけを取り替えることはできません。
お使いの機種が別々なのか一体型なのかは、取扱説明書の別売品のページで分かります。ここを確認しないまま買うと、必要のないほうを買ってしまうことがあります。
交換が必要かどうかの判断
種類が分かったら、次は「いま替えるべきか」です。ここで正直にお伝えしておきたいことがあります。
交換の目安は、メーカーが条件つきで示しています。たとえばシャープの公式の消耗品情報では、FZ-D50HF(集じんフィルター・HEPAフィルター)は「交換の目安:約10年」で、条件は「一般家庭で1日にタバコを5本吸った場合。日本電機工業会規格(JEM1467)に基づき算出」と書かれています(2026年9月29日確認)。条件より使い方が厳しければ、交換は早まります。お使いの機種の目安は、FIL-NETの型番ページ(メーカー公式の記載を出典つきで掲載)と、本体のお手入れランプ・取扱説明書であわせて確かめてください。
そして、洗って使えるものは洗ってください。脱臭フィルターや加湿フィルターには水洗いできるタイプがあります。手入れの手順は機種ごとに指定があるため、取扱説明書に沿って行ってください。手入れで戻る汚れであれば、交換しなくて済みます。
FIL-NETで確かめる
よくある質問
全部のフィルターを同時に替える必要はありますか?
ありません。交換の目安は種類ごとに違い、症状に対応する部分から見ます。
自分の機種にどのフィルターがあるかはどこで分かりますか?
取扱説明書の別売品のページか、FIL-NETの本体の型番ページで確かめられます。
いちばん早く替えることになるのはどれですか?
機種によりますが、シャープの例では使い捨てプレフィルター(約1ヶ月)やAg+イオンカートリッジ(約1年)が、集じんフィルター(約10年)より早くなります。
出典
- シャープ公式の消耗品情報(2026年9月29日確認)