この記事の結論
- 脱臭フィルターには、水洗いできるタイプがあります。まず洗えるタイプかを取扱説明書で確かめます。
- 失敗しやすいのは乾かす工程です。生乾きのまま戻すと、においの元になります。
- 洗える脱臭フィルターでも交換の目安がある型番と、公式の一覧に目安が書かれていない型番があります。
この記事は誰向けか: 脱臭フィルターを洗ってにおいを取りたい方、洗えるタイプかどうか確かめたい方
脱臭フィルター(においの成分を吸着する部分)には、水洗いできるタイプが実在します。洗えるタイプであれば、においが気になってきたときに、まず手入れを試せます。
ただし、洗い方はお使いの機種の取扱説明書に従ってください。当サイトから具体的な洗い方の手順をお伝えすることはしません。水の温度、洗剤の可否、乾かす時間が機種ごとに違い、指定外の方法で洗うと傷むためです。
まず確認する4点
取扱説明書の「お手入れ」の項目で、次を確認してください。
1. そのフィルターが水洗いできると書かれているか。 ここが最初です。洗えないタイプを洗うと元に戻せません。当サイトに登録している脱臭フィルターには、洗えるタイプ、活性炭(においの成分を吸着する炭)タイプ、スタミナパワーカーボンといった別があります(2026年8月時点で当サイトが確認した内容)。洗える前提で進めないでください。
2. 洗剤を使ってよいか。 使えない機種が多くあります。指定がある場合は、その種類に従ってください。
3. こすってよいか。 ブラシやスポンジでこすると表面が傷むことがあります。もみ洗いの可否も確認してください。
4. 乾かす方法と時間。 陰干し、直射日光を避ける、といった指定があります。時間の指定も確認してください。
失敗しやすいのは乾かす工程
洗う作業そのものより、乾かし方で失敗することが多い部分です。
乾ききらないまま本体に戻すと、においが残ったり、かえって新しいにおいの原因になったりします。せっかく洗っても、これでは意味がありません。
- 指定された方法で干す
- 指定された時間、しっかり乾かす
- ドライヤーや暖房器具で急がない(変形することがあります)
乾くまでに時間がかかるため、使いたい日の前日に洗うのがおすすめです。「今すぐ使いたい」という状況で洗い始めるのが、一番失敗しやすい進め方です。
洗っても戻らない場合
手入れをしてもにおいが戻らない場合、次の2つが考えられます。
吸着の働きが弱まっている。 脱臭フィルターは、においの成分を吸着することで働きます。洗って表面の汚れが落ちても、吸着の余地が残っていなければ、においは取れにくくなります。この場合は交換になります。
においの原因が別のところにある。 加湿機能付きの機種では、水タンク、トレー(水受け)、加湿フィルターが原因のことがあります。ここを手入れしないまま脱臭フィルターを替えても、においは残ります。
加湿の水回りを手入れしてからもう一度確認すると、切り分けができます。
交換を考えるとき
交換の目安は、メーカーが条件つきで示しています。たとえばシャープの公式の消耗品情報では、洗える脱臭フィルターの中には、FZ-A80DF のように交換の目安が書かれていないものもあります。一方で FZ-GK50DF(脱臭フィルター)には「交換の目安:約10年」と条件が書かれています(2026年9月29日確認)。条件より使い方が厳しければ、交換は早まります。お使いの機種の目安は、FIL-NETの型番ページ(メーカー公式の記載を出典つきで掲載)と、本体のお手入れランプ・取扱説明書であわせて確かめてください。
型番は本体の型番から確認してください。同じ脱臭フィルターでも、対応する本体ごとに別の型番になっています。当サイトでは本体の型番からたどれるようにしていますが、最終確認はお手元の本体の表示と取扱説明書でお願いします。
洗える機種を使っている場合の付き合い方
洗えるタイプは、手入れを続けるほど交換までの期間を延ばせる可能性があります。においが強くなってから慌てて洗うより、気になり始めた段階で洗うほうが戻りやすい傾向があります。
背面のプレフィルター(網目状の部分)の掃除も一緒に行うと、奥に入るほこりが減ります。ここは掃除機で吸うだけで済む場所です。
FIL-NETで確かめる
よくある質問
洗えない脱臭フィルターを洗うとどうなりますか?
元に戻せないことがあります。洗える表記が無いものは洗わないでください。
洗ったのににおいが取れません。
脱臭フィルター以外が原因のことがあります。加湿の水タンクやトレー、加湿フィルターの側も確かめてください。
洗える脱臭フィルターは交換しなくてよいのですか?
型番によります。シャープの公式の消耗品情報では、FZ-A80DFのように交換の目安が書かれていないものもあれば、目安が書かれているものもあります。
出典
- シャープ公式の消耗品情報(2026年9月29日確認)